日本は古くから、冠婚葬祭を重んじる慣例があります。どなたでも毎年一回以上は冠婚葬祭の行事に参列をされているものでしょう。とくに葬祭は3年単位で法事というものがあり、幼いお子さんから年配者など親族一同が会場に集まるものです。僧侶の供養からはじまり、最後は精進料理を食べて故人を偲ぶ儀式です。
たくさんの料理が出されるため、その場ですべてを食べきるには大変なものとなります。てんぷらから煮込み、さらには焼き魚などのご馳走となるため、出来れば全部食べきりたいと思う方も少なくありません。その際はあるアイテムを持参すれば、持ち帰りをすることも可能です。それは業務用食品容器であり、通称・タッパーと呼ばれるアイテムです。
業務用食品容器の場合は中に仕切りがあるので、いろんな種類のメニューを入れても味が混ざり合う心配はありません。業務用食品容器は以前は塩化ビニール製でしたが、今では加熱をしても割れることもないガラス製です。法要なら20種類以上のおかずで構成をされるので、2個程度の食品容器を持っていけばいいでしょう。なお、なかには立食スタイルという場合もあるため、さらに料理が余りやすいです。
自宅でお子さんなどが留守番をしているときは、いいお土産になること間違いなし。葬儀だけでなく結婚式や披露宴でも持参をしたいものです。夏でも内部が真空状になるので、生もののお刺身や寿司を入れて帰ることもできる便利な品となっています。