日本では今、空前のスイーツブームが巻き起こっています。定番のショートケーキはもちろんのこと、マカロンやパイのほかにドーナツなどもあり、毎日食べ歩いているという方も少なくありません。待ちなかにはたくさんのパティスリーも誕生をしていて、個性的なお菓子を買い求められる時代となりました。ここではそのなかでも、イタリア南部に起源を持つティラミスにスポットを当てていきます。
濃厚なホワイトクリームとエスプレッソコーヒーの苦みの両方を堪能できるスイーツで、黒い真珠というのが名前の由来です。このティラミスはとても作るのが難しく、菓子職人の間で業務用食品容器を扱われる方が多いのが特徴。通常はコーヒーカップに合わせたスタイルで作るのですが、この場合は横から断面を確認することができません。そこで活用をされているのが業務用食品容器で、真横が透明になっているのが特徴です。
業務用食品容器はそのまま直火にかけることができ、生クリームからコーヒーを投入して1時間オーブンで焼きます。イタリアでは焼きスタイルが基本で、食品容器を使うことで本場の味を忠実に再現ができるのもメリットといえるでしょう。業務用なら何度でも繰り返し利用をすることも可能なので、維持コストも掛かりません。約15センチ程度の大きさの食品容器が扱いやすく、レストランやホテルではそのまま客席に持ち込んで、客の前で切り分けるサービスにも活かされる器になります。